サーバーは土地、基礎。その上にサイトが建ちます。
サーバーは土地、基礎。その上にサイトが建ちます。
本サイトに訪れるお客様の多くは、経営者の方、企業でWeb担当者となられた方などが多いと思います、どのようなホームページをつくり訴求するか、集客プロモーションをどのように行うか、といったことに日々頭を悩ませることは多いかもしれませんが、あまりサーバーに視線が行くことは少ないのでは、と思います。
サーバーは、不動産でいう「土地」にあたるようなもので、その土地の上に会社・お店である
ホームページを家を建てるようなイメージで構築します。そこで様々なビジネスが行われるわけなのですが、現実世界でも、地震や事件・事故が起こるように、サーバーでもそれが発生することがあります。
嬉しいことなのですが、たくさんのアクセスが集まりすぎて処理ができず、高負荷状態になりホームページが表示されなくなり機会損失を起こす、不正アクセスされてホームページが改変されてしまう、それだけならまだしも、個人情報が流出してしまったというような事案ですと企業としては死活問題につながってしまいます。
Webサーバーを選ぶポイントは
サーバーを選ぶときの基準は、実績、サポート、処理速度、万が一のときのバックアップなどが充実しているサーバーを選ぶべきだと考えています。基準は「万が一なにかがあったときに元の状態に戻せるか」という点は大きいと考えています。
問題が発生したときの対応コストは計り知れません。すべてのスケジュールが狂ってしまうため、「未然の予防」が何よりも重要なのです。
万が一起こってしまった場合でも問題の切り分けができる場合とそうでない場合では復旧時間も異なります。つまり、そのサーバーをどれだけ自分たちでコントロールできる幅があるのかという点は非常に大きいと思います。
取りまとめますと以下の4点は非常に重要だと考えています。
- 利用実績が豊富で多くの皆さんが使っていて信頼性が高い
- サポート体制がしっかりしている(電話サポートがありつながる)電話、メール、チャットなど連絡の方法が充実している
- 表示速度・処理速度が速く、負荷にも強い
- 万が一の際のバックアップの機能が基本機能でついている
1.利用実績が豊富で多くの皆さんが使っていて信頼性が高い
出典:世界のウェブホスティング市場シェア | HostAdviceより引用
1位がエックスサーバー、2位のロリポップ!、3位のさくらインターネットの3社がTOP3ですね。つまり国内シェアNo1の大手レンタルサーバー会社はエックスサーバーということになります。エックスサーバーとはどのような企業なのでしょう。
エックスサーバー社の沿革ページを見てみますと
2003年 : 7月エックスサーバー(屋号)を設立
共有レンタルサーバーーサービス、エックスサーバーの提供を開始
2004年 :1月有限会社ベットを設立
9月エックスサーバーにおいて独自ドメイン取得サービスの提供を開始
2003年創業ということでホスティング会社としては老舗の部類に入りますので、実績が多いということで利用者が多いことにも納得です。
2.サポート体制がしっかりしている(電話サポートがありつながる)電話、メール、チャットなど連絡の方法が充実している
https://www.xserver.ne.jp/support/
よくある話なのですが、サポートの電話番号が無い、あってもかなり深い階層にひっそりとおいてある、ということがよくあります。急いでいるときなどメールでのやり取りではなく、直接電話でやり取りしながらサポートを受けたいですよね。
TEL:06−6147−2580と電話番号が記載してあります。
メールでのお問い合わせ、よくある質問、マニュアルと充実しているので安心ですね。
3.表示速度・処理速度が速く、負荷にも強い
https://www.xserver.ne.jp/feature/
データの保管場所でもあるストレージ(記憶装置)は現在はSSDが主流ですが、エックスサーバーはSSDよりさらに高速である「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用、よって従来のSSD環境と比較して「読み込み速度が最大約14倍の向上」を実現しており、サーバー速度も国内No.1となっています。
さらに、2021年10月7日にWordPressを高速する仮想マシン環境「KUSANAGI(クサナギ)」とのタッグにより1秒あたりの同時リクエスト数6万超という技術を導入し、そのスピードとサーバーの安定性が向上、さらにAMD製の新プロセッサー「第3世代EPYC」搭載の最新サーバーを導入したことで従来の3倍以上というシャア・アズナブルのような処理速度を実現したと発表がありました。
2021年6月以降Googleのコアアルゴリズムアップデートにて実施されている、Googleの評価基準に「ホームページの読み込みスピード時間」や「ユーザが操作できるまでの待ち時間」といった指標がありますが、そういったGoogleの評価指標クリアの一因も担う可能性が高いですね。
いずれにしても利用者が多いということはそれだけ選ばれている=信頼されている証だと思います。選ばれるには理由があるということですね。
4.万が一の際のバックアップの機能が基本機能でついている
サーバーデータを毎日自動で保存し、一定期間データを保持する「自動バックアップ」という機能がデフォルトで付いています。これにより、万が一「不正アクセス」などでサイトが改変、もしくは非表示になったとしてもこのバックアップを使用し復旧することができます。
”エックスサーバーでは、サーバー設備の故障その他トラブルに備えて、2台のハードディスクに同じデータを同時に書き込むRAID1によるリアルタイムでの全データコピー(ミラーリング)を行うと共に、サーバー上のデータを1日1回バックアップ専用サーバーに自動コピーし、サーバー領域のWeb・メールデータ「過去14日分」、MySQLデータベース「過去14日分」のデータを保持する「自動バックアップ」機能にも全プラン標準で対応しています。
お客様へのデータの提供も行っていますので、消失してしまったデータの復旧用などにご活用ください。
データの提供は、サーバーパネル上からお申し込みが可能です。”
出典:エックスサーバー バックアップのページより引用
前述いたしましたが、問題が起こってからのリカバリーが一番大変です。これを未然に防げず起きてしまった場合でも、最短の復旧ができる道筋がある、ということが非常にありがたいんですよね。問題の切り分けが早くできること、安心、安全が得られること、これが一番重要だと個人的には考えております。
エックスサーバーはこんな人におすすめ
以上を踏まえると、エックスサーバーは下記のような人・法人におすすめです。
- エックスサーバーはこんな人におすすめ
- サーバー会社の運営実績・サポートを重視しつつ安価なサーバーを利用したい法人
- アクセス(PV)重視のブログ型サイトを作る予定の人
- Webサイトの表示速度が早い方が良い人
- 目安10万PV以上のWebサイトを作るつもりの人
- サーバースペック重視・安定性重視の人
エックスサーバーの各プランの機能・性能の比較
また、エックスサーバーでは、スタンダードなスタンダードプランの他に、さらに上位のプレミアムプラン、ビジネスプランも提供されています。下記は、エックスサーバーの各プラン比較です
エックスサーバープラン | スタンダードプラン(旧X10) | プレミアムプラン(旧X20) | ビジネスプラン(旧X30) |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
月額費用 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
ディスク種類 | オールSSD | オールSSD | オールSSD |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
転送容量制限(※) | 900GB/1日 | 1,200GB/1日 | 1,500GB/1日 |
独自ドメイン上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL個数上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
PHP(CGI版) | あり | あり | あり |
PHP(モジュール版) | あり | あり | あり |
メールサポート | あり | あり | あり |
電話サポート | あり | あり | あり |
無料独自ドメイン | あり | あり | あり |
(※)1年契約の場合の10%税込価格で記載。なお、3年契約の場合は月額費用が少し安くなります。
(※)2021年12月時点で公式サイトから確認した内容です。