Shopifyで新規ストアを始める前に準備しておく情報まとめ【基本情報・契約編】
Shopifyで新規ストアを始める際には、事前に各種情報を準備しておくことで、構築をスムーズに進めることができます。
この記事では、事前準備が必要な情報を対応種別ごとに分けて詳しく記載しますので、Shopifyストアの作成開始前にぜひご確認ください。
今回の記事では、Shopifyストアを開始登録時に必要な情報や決済登録情報、ドメインに関して事前に必要な情報のまとめをご案内いたします。
Shopifyストアの始め方に関しては、下記記事をご確認ください。
【2023年最新版】Shopifyを利用したオンラインストアの始め方を徹底解説
また、この記事ではShopifyストアを自分で制作するための情報をご提供していますが、オニオン新聞社ではお客様のご要望に応じたShopifyストアの作成も承っております。プロフェッショナルなサポートで、最適なストアをお作りします。
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Shopifyを始める際に準備しておく情報
メールアドレスとストアオーナー名
Shopifyストアを開始する際には、まずShopifyアカウントの新規作成が必要になります。
作成したShopifyアカウントはストアオーナーアカウントとして利用します。
ストアオーナーアカウントにはストアの請求情報や購入通知などが届きますので、Shopifyアカウントの新規作成時には常時確認できるメールアドレスをご準備ください。
ストア名とURL
Shopifyストア開始登録時にストア名称とURLが必要となります。
ここで設定するストアURLはShopifyの管理画面のURL(〇〇〇.myshopify.com)になります。そのままのURLでもストアは公開できますが、基本的には構築後に独自ドメインへの変更を行います。
運営会社基本情報
Shopifyストア開始登録時にストア運営会社の基本情報を入力するため、下記の情報をご用意ください。
必要な基本情報
- 運営会社名
- 運営会社(請求先)住所
- ストア電話番号
クレジットカード情報
Shopifyストア開始登録時にはプランを選択して有料契約する必要があります。
契約時には、プランやアプリの月(年)額費の引き落としに利用されるクレジットカード情報が必要となります。
カナダから請求となるため、海外からの引き落としが可能なカード情報をご用意ください。
必要なクレジットカード情報
- カード番号
- カード有効期限
- 姓 名(アルファベット)
- CVV(カード裏面3桁のセキュリティコード)
Shopify ペイメント契約時に必要な情報
「Shopify ペイメント」とは、Shopifyが提供する公式のクレジット決済サービスになります。
購入者が商品購入時に利用するクレジット決済サービスであり、契約時に銀行口座を登録することで、Shopifyストアの売上がその銀行口座へ入金されます。
Shopifyでは外部の決済サービスも利用できますが、Shopifyユーザーにとって主流の決済サービスになりますので、まずはこちらを契約してください。
運営会社(個人事業主)情報
運営会社基本情報と同じ情報となります。
法人の場合は13桁の会社法人等番号を用意してください。
ストアの商品やサービスの詳細
ストアの販売カテゴリーを既存の選択肢から選択し、おおまかな販売商品の説明を記載します。
ビジネスオーナー個人情報
ビジネスオーナーまたは主要株主の個人情報を用意してください。
必要なビジネスオーナー個人情報
- お名前
- 生年月日
- 性別
- 住所
請求時の明細書情報
取引明細書に表示される情報になります。
必要な明細書情報
- 表記名
- 表記名(カナ)
- 表記名(ローマ字)
- 電話番号
銀行口座情報
売上の支払い受け取り用の銀行口座情報をご用意してください。
必要な銀行口座情報
- 金融機関名
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義 (カナ)
身元証明証情報
Shopifyペイメントでは売上の入金前に、身元証明証提出による身元確認の審査が行われます。該当するドキュメントを一つ写真撮影し、Shopifyペイメントの管理画面で提出します。
審査の際には、Shopify ペイメント登録時に記載した情報と同名義であることが求められます。
身元証明証としてのドキュメント例
- パスポート
- 運転免許証: 表面と裏面をスキャンしてください
- 在留カード
- 写真付きマイナンバーカード
- 写真付き住基カード
会社/法人証明としてのドキュメント例
- 登記
- 印鑑登録証明書
ドメイン設定に必要な情報
Shopifyでは、ストア開始登録時に「〇〇〇.myshopify.com」という初期ドメインが取得できますが、URLにmyshopifyという名称が必ず表示されてしまいます。
ストア名称や商品に紐づけてシンプルなURLにするためには、独自ドメインを取得し、設定する必要があります。独自ドメインの設定にはいくつかの方法があります。
Shopifyで新規ドメインを取得する
Shopifyで独自ドメインを取得するには、Shopify構築時に管理画面から行います。
利用したいドメインをあらかじめ用意し、購入画面で検索して問題がなければ購入画面に進むことができます。利用料金は1年ごとにかかりますが、更新忘れを防ぐために自動更新の手続きも行えます。
Shopify画面での新規購入に必要な情報や流れはShopify公式のページをご確認ください。
既存のドメインをストアに設定する場合
既存のドメインをShopifyストアに接続する方法については、下記のShopify公式ページをご参照ください。
既存ドメイン設定時に事前に準備しておくべき項目
1. ドメインのログイン情報
- ドメインレジストラ(ドメインを購入したサービス)のアカウント情報
- ドメインの管理画面にアクセスするためのユーザー名とパスワード
- ドメイン設定を変更するために必要な情報です。事前に準備しておくことで、スムーズに設定を行えます。
2. ドメインのDNS設定
- ドメインのDNS設定画面にアクセスできるようにする
- 現在のDNS設定を確認し、必要な場合にはバックアップを取る
- DNS設定を変更するためには、ドメインレジストラの管理画面にアクセスし、設定を調整する必要があります。
3. ShopifyのDNS設定について
【通常ドメインの場合】
Shopifyが提供するDNSレコード情報(AレコードとCNAMEレコード)
- Aレコード:ShopifyのIPアドレス(23.227.38.65)を設定
- CNAMEレコード:ストアのmyshopify.comドメイン(shops.myshopify.com)を設定
【サブドメインの場合】
- CNAMEレコード:ホスト名にサブドメインを入力し、ストアのmyshopify.comドメイン(shops.myshopify.com)を設定
これらの設定情報を用意しておくことで、ドメインをShopifyストアに正しく接続できます。
4. 既存のメール設定
- ドメインを使用しているメールサービス(例:Gmail、Outlookなど)の設定を確認
- DNS設定変更によるメールサービスへの影響を確認し、必要に応じて設定を調整
- ドメインのDNS設定を変更すると、既存のメールサービスに影響が出る可能性があるため、事前に確認しておきます。
5. SSL証明書の確認
- Shopifyは無料のSSL証明書を提供しますが、既存のSSL証明書を使用する場合はその設定情報を確認
- 安全な接続を確保するためのSSL証明書の設定も事前に確認しておきます。
6. Propagation時間の確認
- ドメインのDNS設定変更後の伝播時間(通常24~48時間)を考慮しておく
- DNS設定の変更がインターネット全体に反映されるまでの時間を理解しておくことで、計画的に作業を進められます。
まとめ
この記事では、Shopifyストアの開始登録時に必要な情報、決済登録情報、ドメイン設定に関して事前に準備しておくべき情報をご案内いたしました。これらの情報を事前に準備しておくことで、スムーズなストア構築が可能になります。
今後も、商品登録に必要な事前情報まとめや、ストアの構築およびデザインに関する情報を引き続き投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また、オニオン新聞社では、Shopifyを利用したオンラインストア制作を随時受け付けております。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。